ペンタブレットを使って絵を描くことについて
え~っと、たぶん2年くらい前かな。iPadとApple Pencilを使って絵を描き始めたのは。
そんな僕から、これからiPadでペンタブデビューする方に役立てばと思い、まとめ記事にしてみました。
読みにくい記事かもしれませんがどうかお許しください。
iPad絵描きデビューしてからは、大体3日に一度くらいは絵を描き続けています。
やはり便利なので、絵を描く頻度が爆上がりしたかもしれません。ちょっとした待ち時間とかにも頻繁に描いて楽しんでいます。
ただ、使い始めた時は「ガラスに固いペンで描く難しさ」にかなり苦戦しました。正直ストレスでした。
特に普段から絵筆中心で絵を描く人にはきついんじゃないかと思います。
僕はボールペンや固めの鉛筆を使った絵ばかり描いていたので、すぐになじめると思ってましたが、今でも難しさを感じます。
ガラスの滑り具合で直線がうまく引けない!
タブレットの上には絵描きさん向けのシートがあって、
「ペーパーライクシート」っていうらしい。。そういうのを貼って少しざらつく感じにはなってるんだけど、
筆圧の高い自分には無意味なようで、すごく滑って描きにくいです。
でも逆に滑るようになって、短いハッチングなどはやりやすい時もあります。しかも失敗しても「戻る」ボタンがあるからね。ここはペンタブならではのよかったところかな。
人生にも戻るボタンがあったらいいのにね。
↑は僕が描いた「ひばり」です。ハッチング中心で描いています。
背景の雲には「スプレーブラシ」を使ってみました。表現しやすかったです。雲の中の表現には白ペンと黒ペンを両方つかっています。
現実の白ペンよりもコントラストがはっきりしていて便利だなって思いました。特に細い線とかね。デジタルならでは!
使ったソフトはみんな大好き「Procreate」です。当時いくらだったか忘れましたがアプリの中では高額なアプリです。数千円します。
えっと、ハッチングなんか勢い任せで描くものって思ってたけど、そんなことないですね。一本一本をゆっくり引くのも味が出ていいですね。
Apple Pencilは急にいなくなるから気を付けよう!
スタイラスペンは純正のApple Pencil(第二世代)を使っています。ペンのくせに3万円くらいしたんじゃないかな。高すぎて今でもムカついてきますね。ほとんどカツアゲだと思いました。Appleにはぜひ考え直して頂きたい。
ちなみに高いくせにApple Pencilはこれまで2度ほど行方不明になりました。。せめてストラップつけさせて欲しいと思います。
めっっっちゃ無くしやすいと思うのですごく気を使ってください。Air Pods並みになくしやすいと思います。無くした時にすぐ救出できるように「iPhoneを探す」に登録もできるみたいです(僕のApple Pencilは非対応でした)。なぜか机の引き出しの下の奥の暗~いところに落ちてて、「iPhoneを探す」を使ってたとしても見つけるのは無理だったように思います。
それ以来、Apple Pencilがちゃんとあるかどうかを頻繁に確認する病にかかってしまいました。
なお、無くした時に代用品として、見た目はまんまApple Pencilだけどアンドロイドにも使える上位互換みたいな中華製の激安スタイラスペンを購入して1か月間くらい使っていました。
たしか3千円くらいで買えました。感度がちょっとだけ悪く、早い動きに感度がついてきていないストレスがありました。
それ以外はAppleに売り込めよって思うくらい、コストパフォーマンスばっちりでした。ストラップがついてたら100点だったね。
とにかく絵を描くことと関係ない文章になりましたが、それくらいApple Pencilはなくしやすいので注意しましょう。二度も三度も3万円払う気にはなれないですよね。
iPadは小さくても問題なし!なんなら小さくて軽い方が描きやすいまである!
僕はiPad pro12.9(2022年モデル)※一番大きいやつ を絵を描く目的で買いましたが、今ではiPad mini 6を中心に使用しています。
こっちの方が軽いから持ってる腕への負担がなくて便利です。
どのみち拡大して描くから大きな画面ってそんなに必要ないんだなって思いました。
今は大きくてもこれぐらいの構図でしか描いてないから、たぶんiPad mini以上のサイズは必要ないかな。
なによりちょっとした待ち時間とかにポケットから取り出せて描けるのは革命だと思いました。
たまにiPad proでも描くことありますが、とにかく重さが辛くなって無理ですね。
女性にはとてもおすすめ出来ないです。小学生の時に使ってた首から下げるタイプの画板が必須だと思います。たぶん非常に格好悪いことになると思います。
細かい部分を拡大して描けるけど、拡大し過ぎるとドットで描くから限界があるよ!
↓の絵は今年描いた我が家のネコたちです。A4サイズで描きました。ちょうどA4サイズの額縁が余っていたので後日印刷して飾ります。
描いていていつも感じますが、細かいところをピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小を調整しながら描けるのも革命だと思います。
レオナルドダビンチあたりに言わせたらチートでしょうね。こっちからした向こうの存在こそがチートですが。
でもそれぐらいすごいことだと思います。拡大して描いた部分と縮小して描いた部分をうまく合わせると、面白い作品が出来る気もしますが試してないです。
ちなみにすべてのデジタル絵がそうだと思いますが、SVGデータのようなパス線ではない限り、Procreateでも「ドット」で描いています。
だから拡大し過ぎるとドットで描かないといけなくなり、難易度が跳ね上がります。しかも頑張ってドットで描いても、元の縮尺にすると分からないレベルの細かさになるので意味ないです。
↑伝わりますかね、細かい四角の集合で表現されているってこと。。
ちなみにこれぐらい拡大すると、書きたい場所におろしたはずのペン先が誤認識されてしまいちょっとしたズレが生じまくります。
ペン先のサイズが大きいと起こりやすり問題な気がします。ペン先を細くして対応してみてください。
消しゴムでも指先ツールでもなんでも位置ズレが邪魔するようになります。
まあ、そこまで拡大しないようにしたらいいだけなんですが。
解像度の設定について
ドットの話になったのでついでに解像度の設定について。WEBでしか見せることはない!印刷はしないぞ!って方は70dpiで設定してください。無駄に大きくするとストレージへの負荷が半端じゃない重さのファイルが出来てしまいます。
全体に印刷もするぞ!展示するぞ!って方は、300dpiは必要です。ファイルひとつひとつが重くはなりますが、必要な解像度です。
これを下回ると最悪肉眼でもドット部分が見えてしまい、興ざめです。絵を描かない人からしたら、デジタル絵なんてAI絵と変わらない価値にしか感じなくなる人もいるみたいです。同じ手描きなのにね。不思議!※この記事のサムネはmicrosoft AIのコピちゃんに描いてもらいました!
ちなみにProcreateでは、拡大縮小以外にも「複製」や「部分拡大縮小・変形」も出来ますが、これやると解像度が急にガタ落ちします。
体感で50%以下くらいになっているように思います。とっても大事なことですが伝えるのが最後になってしまいました。
ここで解像度が勝手に落ちるならデジタルの意味がないレベルの事案です。なので僕はかならずファイル自体を複製しておいてから試すようにしています。一応今のところファイルの複製では画質劣化はないようです。
試してみると分かりますが、「切り取りツール」で切り取るとか「選択ツール」で選択して縮尺を変えたり、コピペしたりしてみてください。画質ががっかり加工されちゃう様子が分かると思います。がっかり加工されたな~って思ったら必ず戻るボタンで元に戻してください。
解像度や画質などのデジタルの分野に極端に弱い画家さんとか多いですが、今の時代に必要なとても大切な知識です。
Nintendo 64やプレステをテレビに繋ぐとき、謎の赤白黄のコードがありましたよね?お母さんとかにはなぜか繋げないやつ!
そんな感じに大事な知識です。ネットも使わないアナログな画家さん、ぜひその重たい腰を上げて勉強してみてください。
いや、勉強はいらないです。使ってみてください。そしたら自然と「黄色のコードは映像用か!なるほど」ってなりますから。
え~、今回のブログはここまでにして絵でも描きます。それではまた今度!
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